誕生日もいつもと同じ金曜日
織姫の隣に彦星がおらず
彦星の隣に織姫がいない
いつもと同じ金曜日
多くの人に祝われながらも
織姫は一日をいつもどおりに過ごし
彦星もまた 一日をいつもどおりに過ごしたのだろう
二人はその日あった出来事を
会えない分だけ電話で伝える
夜、天の川輝く頃
電話線が二人を繋ぐ
駆け抜ける
他愛のない会話と
照れくさそうなハッピーバースデー
(2010.03.15)
誕生日もいつもと同じ金曜日
織姫の隣に彦星がおらず
彦星の隣に織姫がいない
いつもと同じ金曜日
多くの人に祝われながらも
織姫は一日をいつもどおりに過ごし
彦星もまた 一日をいつもどおりに過ごしたのだろう
二人はその日あった出来事を
会えない分だけ電話で伝える
夜、天の川輝く頃
電話線が二人を繋ぐ
駆け抜ける
他愛のない会話と
照れくさそうなハッピーバースデー
(2010.03.15)